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寺院に入る前、バトラーEくんから、指輪・ピアス・ネックレスなどのアクセサリーや帽子、サングラスを全てバッグにしまうように言われました。バッグにつけていた、携帯用小型蚊取りも。なぜかと言うと...
ここには沢山の猿がいて、観光客が身につけている小物類を、物凄い速さで奪い去っていくからです。少し前に、ドイツ人女性がピアスを引きちぎられて大変なケガをした!というのを聞いて、ゾゾっとしました^^;
あちこちに大猿子猿がいるので注意です。私達のすぐ前を歩いていたインド人女性が煌びやかなジュエリーをつけていて、さっそく襲われているし...後ろの男性は帽子を奪われて、叫びながら追いかけてるし...漫画のようなドタバタ地獄絵図を見ました。でも他人事ではない!警戒しながら歩きました。
それにしても、、、柵も何もなく、この崖っぷちに立てちゃうって、怖い~;;足がすくみます!
私は冗談でもこんな↑こと、できませんでした。。。
ひぇぇ...火サスの殺人現場のようですよ~
♪ ちゃんちゃんちゃーん ♪
「あなたの2億3千万、取ったのは私よ」
「mai、犯人はお前だったのか」
「あなたもバカねぇ。ノコノコついて来て...あなたは、ここで落ちて死ぬのよ!」
「やめるんだ奥さん!...伊豆南署の者です。4年前の事件のこと、お話伺えますか」
(↑警察手帳だしてね)
♪ ああ~眠りーなさい~ (エンディング曲『聖母たちのララバイ』) ♪
柳沢慎吾の「ひとり火曜サスペンス劇場」ができそうな、崖っぷちです。
崖っぷち沿いの道を歩いて、ケチャの舞台会場まで行きます。チケットを買って入場。バトラーEくんは会場には入らないので、終了後またこの辺りで待ち合わせ。
明るいうちに火が入り、ケチャ開演です。
ここのダンスはエンターテイメント性が強いというか...ウブドで観たのが能だったら、こちらは狂言というような雰囲気です。
途中、見事なサンセットを見ることができました。こうなると、ダンサーさんには申し訳ないけれど、観客一同、サンセットに夢中です。
シックス・センスなどほとんど持ち合わせていない私ですが、この景色には、ちょっと身震いするような迫力を感じました。ケチャの声と、視界いっぱいに広がる海と空と太陽が迫りくるような感じで。こうゆう時、バリが神々の島だというのを思い出します。
クライマックスの火の勢いも派手!
客席にも入ってきたり。かなり楽しませていただきました。
会場を出て、バトラーEくんと合流。他のガイドさんはたいてい柄物バティックを着ているなか、上下真っ白なカユマニスバトラー服は、目立つので待ち合わせに◎ スタスタと先導してくれる、かっこいいバトラーEくん。何か手に持ってると思ったら「サンダルが壊れた…」と。鼻緒(?)が切れてしまったらしく、よく見れば裸足で歩いてるじゃないの。足元が悪い岩場だったのに、クールフェイスを崩さずに、裸足でひょいひょい歩いておりました。
車に乗った頃はもう日が沈んで真っ暗。
素晴らしい日没が見られたよ、という話から、近頃のバリ島及び近隣島の異常気象の話に。この頃、ちょうどヌサドゥアで、地球温暖化問題に関する国際会議が開かれていて、日本のコメントを知ってるか?と聞かれたのだけど、、、旅行中にWEBは見ててもその会議にはまったく興味を向けていなかった自分達がちょっと恥ずかしくなるような、真剣な話。。。バトラーEくんはホントに真面目な青年。
旅行英語がせいぜいの私は、この辺りから2人の会話について行けず...車窓から外を眺めながらウトウト。
暗闇道をしばらく走ったところで、突然ぽかっと夜景が広がった。高台から見渡せる、海辺のリゾートホテルや街の灯り。それは、香港や六本木、銀座、ディズニーランドのエレクトリカルパレードなんかの派手な夜景を見慣れた目には、ショッボーい夜景なんだけど。バリの優しさみたいな柔らかい夜景は、何だかとてもキレイに見えました。