クラブフロアに宿泊すると、1Fレストラン『カフェ タトゥ』と、クラブラウンジ
どちらでも好きな方で朝食をとることができた。
【1F レストラン カフェタトゥの朝食】
最初の朝は、レストランに行ってみた。
泊まっていたキナバル・ウィングからだと、レストランまでかなり距離があった。
部屋からまずエレベーターまで歩き、2階に降りて、キナバル・ウィングの2階からメインロビーまで歩き、そこから階段を下りて、やっとレストランに辿り着く。
まっすぐ歩いてくれない2歳男児を連れていると
ここまででもいい散歩…というくらい遠い。
『カフェ タトゥ』は、とても広い。
屋内には席がたくさん並び、プールに面したテラス席にもテーブルがずらり。
テラス席のほうが景色はいいけれど、料理が並んでいるのは屋内だけなので
料理を取に行く手間を考えて、屋内席についた。
料理は、中華料理が一番多く、マレー料理、洋食、和食(かっぱ巻きや味噌汁)など種類豊富。
エッグステーションで卵料理もオーダーできる。
キッズミールのコーナーもあった。
…けれども、不思議と、食べたいと思うものが、あまりない。
料理の器はたくさん並んでいるが
なんというか、素っ気ないものが多いのだ。
ナッツだけ、チーズだけ、野菜だけ、お粥も味気ない
厚揚げのみを炒めたもの、青菜のみを炒めたもの…
料理というよりも、茹でたり炒めたりした食材が並んでいる…といった感じ。
せっかく作ってもらっておいて申し訳ないのだが
目の前で作ってくれるオムレツですら、味気ない。
私はどこでも、チーズとトマト・マッシュルームを入れてもらうのだが
ここのオムレツは、なんだか味がない。
久しぶりに、ホテルのオムレツに、塩やケチャップをかけて食べた。
クロワッサンやデニッシュのパンも冷たくて、あまり食べ進まず。
料理の写真は撮っていない。
このホテルに泊まった方が読んで、気を悪くされたら申し訳ない。
でも、前年にクアラルンプールで泊まったシャングリ・ラの朝食が良かっただけに
タンジュンアルの朝食は、あまりにも特徴がなかったのだ。
そして、このレストランは、賑やかすぎる。
大型ホテルだから客数が多いのは当たり前なのだけれど
料理が並んでいるのが屋内のみで、テラス席の人々もみな
テラスと屋内を行き来しないと料理を取りに来られないせいだろう。
屋内席に座っていると、常に席の周りに人が歩き回っているのだ。
これは、まったく落ち着いて食事ができない。
あまりにもゴチャゴチャと人の往来があり、スタッフも忙しいのか
コーヒーのおかわりをお願いしても、持ってきてくれることがなかった。
3回お願いしてもこなかったので、あきらめてクラブラウンジにコーヒーを飲みに行った。
しかし、賑やかな分、子連れでも気を遣わずに食事ができるのは便利だった。
ファミリー・フレンドリーなこのホテル。
着ぐるみのスタッフが、子連れの席に回ってくれるのも面白かった。
このおじさん、会うたびに、毎回違う衣装だった。
ちなみに息子は、この姿をみて、「あ!ミッキー!」と喜んでいた…。
ミッキーか…?
この方、プールサイドにも登場。
人を楽しませるのが好きなんだな~という感じの、朗らかなおじさん。
8日間の滞在中、何度も会えて、楽しませてもらった。
【キナバル・クラブ ラウンジの朝食】
そんなわけで、クラブラウンジで朝食をとることが多かった。
クラブラウンジは、キナバル・ウィングにあり
エレベーターで1つ階を降りれば着くので、部屋から近い。
レストランに比べて、料理の品数が少ないのでは…と思ったけれど
並んでいる量が違うだけで、種類は充分だった。
ラウンジのビュッフェは、小皿に分けて置かれていたのも取りやすく
ラウンジに併設された厨房で作りたてのものが並ぶので
料理もパンも温かくて美味しかった。
パン、ハムソーセージ、チーズ、サラダ、ヨーグルト、フルーツ
点心、麵、粥などはビュッフェで並び
そのほかに、メニューが置いてあり、オーダーできる料理も4種類あった。
オムレツはオーダーで。
ここのオムレツは、ふわっとした焼き加減もちょうどよく、美味しかった!
写真ブレてますが…ナシ・レマ。
鶏肉と海老ワンタン入りの麺。
そして、日本人には嬉しい、焼き鮭とご飯と味噌汁!
肉厚なサーモン、とっても美味しかった。
ただし、味付けは塩。滞在の終わりに近づくと、醤油が恋しくなったので
また泊まる機会があったら、醤油を持参すれば完璧な焼き鮭だった。
もちろん、コーヒーなどの飲み物は、カップのあきをみて
スタッフがおかわりを持ってきてくれるし
子供にオレンジジュースを持ってきてくれるスタッフが
みんなとても優しくて。
滞在中に、すっかりコップ飲みがうまくなった息子。
食事も美味しく、景色もよく、落ち着いた雰囲気のラウンジは、とても便利だった。
最初は、子連れでラウンジ利用は気兼ねしていたけれど
子連れの宿泊者が多く、ものすごく賑やかな他国アジアン・ファミリーに比べれば
2歳児を一人連れた我が家など、静かなものではないかと…。
子供用ハイチェアの用意もあって、子供に優しいシャングリ・ラ。
おかげでゆっくり朝食を楽しませていただいた。
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by mai-mai1221
| 2014-04-28 13:07
| '14.03 ボルネオ島