最後の朝ゴハンは、お粥屋さんに行って、茶餐廳で菠蘿油(パイナップルパン)を食べるつもりでホテルを出たのだけど、「今回まだ、腹いっぱい点心を食べてない!」というMASAちゃんのリクエストで、急遽、飲茶しに行くことに。
ただ、急に、早茶をやっているお店を思い出そうとしても、情報に乏しく…
しかも、朝から、ガヤガヤした店や金ピカの店はキツイ。
というテンションのときに向かったのは、
陸羽茶室。

こちらの早茶は、おばちゃんが、蒸篭の乗ったトレーを首から提げて売り歩く「駅弁スタイル」なので、ワゴン以上に、お目当ての点心に当たる確率が低い。その上、八角や香菜などを使った独特な香りが強い肉系の点心が多く、私が食べる選択肢は非常に狭まるのだけど。。
朝からゆっくりと、点心をつまみながら、お茶を飲みたいときには、やはりここ。






もうお腹がいっぱいだったのだけど、最後にどうしても、蝦餃子と蟹しゅうまいを食べて帰りたい。。
でも、ここの給仕のおじさんたちは、なんとも無愛想というか、声をかけにくく、
その2つを、「ありますか?」と聞けずに、お茶を飲んで待っていたら・・・・・・・
階段の上から、「ハーガーウ(蝦餃子)♪」という、おばちゃんの声。
やった!と思って、顔を上げたら、無愛想な給仕のおじさんと、目が合った。
けど、給仕のおじさんは、表情ひとつ動かさず、無言のまま。
私は、蛇に睨まれた蛙のように、固まっていたのだけど。
給仕のおじさんは、スタスタっと階段のところに歩いていき、
蝦餃子の蒸篭を提げたおばちゃんの元に行くと、
最初に私たちのテーブルに行くよう、伝えてくれた。
蝦餃子のおばちゃんを伴ってテーブルに来てくれた給仕のおじさんは、
相変わらず表情ひとつ動かさず、「ハーガウ、シウマイ」と言うので、
「はい!はい!食べます!」と頷く私たち。
ありがとう、給仕のおじさん。威圧感があって怖いけど、プロフェッショナルなおじさん。
これよ、これ。これを食べたかったのよ。



前日飲茶をしそこねて、
やっと食べられた点心も、気持ちは満足したものの、不完全燃焼だったので、、、
最後に、ホカホカの、蝦プリプリの、中身がぎゅっとつまった大きな餃子とシュウマイを食べられて、心の底から満足して、お店を出ました。
最初に来たときは、「エロ親父が居る店」というヒドい印象でしたが…(
過去の日記参照)。二度三度と訪れるうちに、老舗の名店の良さというものが、ちょっとずつわかってきたような気がします。
お腹も気持ちも満足して、日本に帰れます。
いや、まだ帰りません。
お腹いっぱいといいつつ、最後にもう一軒、甘いものを食べに行きます。